三次元計測の第一選択
UAV写真測量を高いレベルで代替します。
特徴
1.現場を選ばない柔軟性
人が行けない場所は意外に多い
崩落危険個所、離岸堤、災害現場、断崖。測量では作業員が実際の計測ポイントまで足を運ぶ必要があります。これはUAV写真測量も例外ではありません。
UAVレーザー計測では計測ポイントに近づくことなく、上空から高精度な計測ができます。海でも山でも、到達困難地での計測に威力を発揮します。
2.驚くほど効率的
3Dレーザースキャナより数倍速い
従来の地上の測量と比較にならないほどのスピードで計測。
例えば、250m×400m程度なら半日程度で計測が完了します。
工期の短縮、コストの削減に貢献します。
3.写真測量を超える高い品質と信頼性
地盤面をしっかり計測
北斗のUAVレーザー計測は、同時に複数の反射光を検知。枝葉をかすめながら地面に到達した反射光をしっかりと記録し、信頼性の高い地盤面データを描き出します。
標定点不要でも安定した品質
GNSSと高精度IMUを組み合わせることで、写真測量に比べて格段に信頼性の高いデータが得られます。これまで標定点を置けなかった場所や、写真撮影に適さなかった時間帯でも、環境、状況に左右されずに安定したデータ品質で、安心してお使いいただけます。
表現
樹木の生える山、切り立つ海岸の崖、離岸堤。
UAV写真測量やt地上型3Dレーザが苦手とする地形。
計測点を全て表示。樹木は緑で彩色。
樹木など地盤以外の点群を除去したデータ。
地盤面の高さを表す等高線。
地盤の標高で色分け。
立体的な表現はもちろんのこと、横断面図や平面図など、従来からの測量図面も描画できます。
安心してお任せいただけるために
計測を安全に実施するために、以下のような取り組みをしています。
安全なシステム
- 目に優しいアイセーフ・クラス1レーザー使用
- 高度異常による急降下を防ぐ2重の安全システム搭載
- 測位異常を防ぐ3重のバックアップシステム搭載
- 異常発生時の自動帰還システムを搭載
安全対策
- 軽機体による計測前テストフライト実施
- 第二種陸上特殊無線技士による管理
- 10時間以上の訓練実施者によるフライト
- 定期飛行訓練の実施
万が一の備え
- 保険加入済み(対人対物)
ご活用事例
建設・維持管理の調査
- 海岸浸食調査
- 河口砂州変動量調査
- 法面吹付工の事前調査
- 遺跡調査
- 地籍調査
- 森林の境界管理図
- 林道設計用の測量
- ダム施設・海上構造物などの維持管理のための調査
- ICT土木工事のための測量
災害・防災の調査
- 落石、地滑り、表層崩壊対策のための調査
- 崖地、急峻な地形での調査
- 災害の未然防止のための調査
- 災害時の緊急調査
簡易計測
UAV写真測量
安価に三次元データが欲しい。そんな時は、UAV写真測量がおすすめです。障害物が少なく平坦で広くない現場では、良好な品質が期待できます。
写真ならではの見た目の良さを活かして、平面図の背景に現況図を重ねたいといった使い方にもお勧めです。
- ICT土木工事
- 現状把握
- 平面図の背景
精密計測
地上型3Dレーザースキャナ
高密度で超高精度の点群データをご提供します。誤差数mmの精度が要求される用途にご利用ください。
また、トンネルや建築物内部など、GPSが使えない場所の計測でもご利用できます。
- ICT舗装工事
- 屋内計測
水中測量
ナローマルチビーム観測
シングルビーム測深機では把握できない詳細な地形を記録できます。従来は水中写真や深浅図でしか状況を把握できませんでしたが、本計測より詳細な状況が三次元で視覚的に把握できるようになりました。
ICT施工は平成29年4月以降、浚渫工にも導入されており、当社では工事で必要となる水中の三次元データを測量・作成いたします。水深数mから数百mまで対応いたします。
- ICT浚渫工事
- 水中施設管理
- 水路測量